認知症疾患医療センター運営事業は、平成20年に認知症疾患に関する鑑別診断の実施など、地域での認知症医療提供体制の拠点としての活動を行う事業として始まりました。
鹿児島県の二次医療圏域で熊毛だけに認知症疾患医療センターがないことが課題でしたが、今回、鹿児島大学病院、種子島医療センターのご協力を頂き 平成31年4月23日付けで鹿児島県より認知症疾患医療センター「連携型」として指定を受ける事ができました。
今後、熊毛医療圏域における認知症疾患への保険医療の向上を目指し、認知症の鑑別診断や相談窓口を充実し、地域での認知症研修会、情報提供と各関係機関との連携強化を図り、認知症医療において地域作りに貢献が出来るよう、スタッフ一同努力していきたいと思います。今後とも宜しくお願い致します。
せいざん病院 認知症疾患医療センター長
覚えていない、落ち着かない、性格が変わった等、症状も様々で、生活環境等で原因もいろいろです。
早期発見と対応方法が重要です。
認知症にみえてしまう症状には、治療可能なものも含まれており、そのためにしっかりとした鑑別診断が必要です。
また、お薬で症状を和らげ、安定した生活ができるものもあります。
認知症を正しく理解し、その人に合った対応を考えていきましょう。
①専門医療・福祉相談
専門の相談員等が、認知症に関することのご相談をお受けいたします。
来院または専門電話(0997-28-3771)によるご相談をお受けいたします。
②鑑別診断、治療方針の選定
認知症疾患医療センターでは、初期鑑別診断を行っています。
診察は予約制となっています。
まずは専用電話(0997-28-3771)にお電話ください。
③地域包括支援センター・保健・医療・福祉・介護施設などの関係機関との連携
希望される方には地域包括支援センターや保健・医療・福祉・介護施設など関係機関をご紹介いたします。
関係機関からご紹介いただいた方には、引き続き各担当者と連携しながら、治療や介護が円滑に行われるよう支援いたします。
<お問い合わせ>
せいざん病院 認知症疾患医療センター
専門医療相談電話:0997-28-3771
受付時間:月~金(祝・祭日・年末年始・盆を除く)
9:00~12:00
13:00~17:00
住所:〒891-3114 鹿児島県西之表市住吉3363-2
検査体制連携病院:種子島医療センター
鹿児島大学病院
パンフレットはこちらからダウンロードできます